上手く言えないあれこれ

を綴ってます。いつも間にか34歳独身。ゆるく楽しく丁寧に。

【お題】たぶん受験生は読まないけれど健闘を祈って。

今週のお題「受験」

 

昨年1年ベトナムで日本語を教えていて、先月の始めに学生達が日本語能力試験という試験を受けた。日本語版の英検みたいなもの。彼らはこのために1年間毎日10時間以上勉強して、これに合格したら日本へ来て働けるという試験だったから、それはそれは大事な試験だった。

 

そんな試験をこれから受ける彼らを前にして思ったのは、周りにいる人は祈ることくらいしかできないなということ。もちろんそれまでにできるだけのことは教えるし、ちょっとでも力になればと思ってお守りや手紙をプレゼントしたし、前日や当日には「大丈夫!」「自分を信じて」と何度も声をかけた。でも、できることってこれくらい。

 

いくらお守りをもらっても不安なものは不安だろうし、「大丈夫!」って言われたって緊張するだろうし。

 

受験の当日に緊張しない人なんていないと思う。でも、そこでその緊張に負けてしまったらいけないわけで。そんな時に大事なのは人からの応援よりも、結局これまでの自分の努力だと思う。

 

自分はこんなに勉強したんだからきっと大丈夫!

 

そう思えたらきっと多少は落ち着いて、自信持って試験に臨めるんじゃないかなと。自分の経験からもそう思う。だからそう思えるように、試験までにできることは全部やって、自信つけておくことが大事。なんだ結局試験前に頑張れって普通のことじゃんって感じだけど、「こんなに頑張った」って自分で思える、というか思うことが大事だと思う。極論、やばいあんまりできなかったと思っても、試験前日とかもう直前にはできたことに目を向けて、よし自分頑張ったって褒めてあげたらいいと思う。

 

あとは当日は、

ゆっくり大きく名前を書く。

緊張したら大きく深呼吸。8秒で吐いて、ゆっくり気持ちよく吸う。

自分ができない問題はみんなもできないから大丈夫。

そんな風に心地よく緊張を味わいながら、普段に近い状態で試験に向き合えたらいいね。

 

「受験」というお題を見て、そんなことを考えた。もうすぐ試験という受験生が当日までもう少し、無理せず欲張りすぎず、でも手を抜かずできることをして、自信を持って当日を迎えられたらいいなぁ。

 

と、書きながらこれってきっと面接でも言える部分あるわーと自分にも言い聞かす。