上手く言えないあれこれ

を綴ってます。いつも間にか34歳独身。ゆるく楽しく丁寧に。

【読んだ】出産祝いは絵本と決めている。

大人になってから、絵本を読むことがありますか。

 

子供がいれば別だけど、おそらく普通の生活の中で絵本を手に取る機会はほとんどないだろう。でも、大人にも、いや、ちょっと疲れた大人にこそ絵本を読んでほしいと私は思う。1冊が短いからさくっと読めて、それなのに時々物凄くいい話があったりして感動するし、あたたかい気持ちになれる。とにかく癒し。

 

という私もよく読むというわけでもないし、特別詳しいというわけではないけど、時々本屋さんの絵本コーナーをふらっとしたくなる時がある。そして、いい絵本を見つけた時は、いつか私に子供ができたらこんな絵本を読ませたいなーと妄想したりもする。が、私は結婚の予定も、結婚願望すらもないからおそらくそんな日は来ないので、友達に赤ちゃんが生まれた時や、その子の誕生日に絵本をプレゼントするのを楽しんでいる。

 

前置きが長くなったけど、今日は最近おすすめの絵本をいくつか、好きすぎて勝手に紹介したい。興味ないと言わないでぜひ読んでみてください。

 

↓ 紹介するのはこの4冊

 

りんごかもしれない/ヨシタケシンスケ

私がおすすめしなくても知ってるよ、という方も多いかもしれないけれど、あえておすすめしたい1冊目はこれ。少年がりんごを見つめてふと思う。「これは本当にりんごなのか。りんごじゃないかもしれない」「本当は○○かもしれない」そんな風に何の変哲もない一つのりんごからただただ妄想を広げていくお話。発想がおもしろい。子供がいたらぜひ読ませたい、小さい頃に読んだらきっと妄想力がつくであろう1冊。

 

つまんないつまんない/ヨシタケシンスケ

1冊目と同じヨシタケさんの絵本。「つまんない」と思った少年が、どうしたらつまんなくなくなるのか、から始まり色々考え試したりするうちに、そもそも「つまんない」って何だ?とかゆるーく考えるお話。ヨシタケさんのこのゆるいけど深い感じが好き。読みながら、私最近つまんなかったのっていつだろうと考えてみたけど浮かばなかったので、なんか楽しく生きてるんだなーと気づいた。大人になると「つまんない」ってあんまり言わなくないですか??

 

おおきくなるっていうことは/中川ひろた

最近友達に2人目の赤ちゃんが生まれて、その出産祝いに合わせて3歳のお兄ちゃんにプレゼントした絵本。タイトルの通り、おおきくなるってどういうこと?の答えが並ぶ。子供のいない私でも感動したから、幼稚園くらいのお子さんのいるママさんパパさんはじーんとくるんじゃないかなと思います。ほっこり。お兄ちゃんが読んだら、弟くんに優しくなれるんじゃないかな、と。友達の話を聞いて、実際はそんなに簡単なことじゃないかもしれないとも思ったけど。

 

わすれもの/豊福まきこ

見てこのひつじ。可愛い。1ページ読むとさらに可愛い。公園に忘れられてしまったひつじのぬいぐるみ目線のお話。ちょっと切なくてきゅーんとなる。私は泣けた。こんな絵本を読んだら、きっと物を大切にする心が育つと思う。あとどうでもいいと思いますが、持ち主が「ミナ」と同じ名前。笑 絵本ナビっていうホームページでちょっとだけ試し読みができます。

 

まだまだ紹介したい絵本はたくさんあるんだけど、もうそろそろ1200文字なのでこの辺にしときます。子供との接点がほとんどない私が、独断と偏見で紹介しました。そういえば一番おすすめの絵本も書いてないからまた今度書こ。ふわっと癒されたい方、週末本屋さんへ行ってみるのもいいのではないでしょうか。