ボーダレスな瞬間、最高。
今の仕事について、具体的には全然書いていなかった気がするけど、今は日本語学校で働いている。と言っても日本語教師ではない。日々PCに向かって黙々と、でも日本語教師の経験も生かしつつ働けている。
授業は持っていなくて、学生との接点は全くないんだけど、今週は先生に誘っていただいて、学生宅での誕生パーティーにお邪魔してきた。
そこに住んでる学生も、誕生日の学生も全く知らない。ほんとに行っていいのかなと思いながらもお邪魔したら、みんな暖かく迎え入れてくれた。心配なんて必要なかった。
フィリピン人、インドネシア人、アメリカ人、イタリア人、日本人。学生たちは来日してまだ半年も経っていないけど、日本語で喋って、たくさん笑って。こういう瞬間、最高。違う国の学生同士が、日本語を通して繋がって仲良くなったのを見るの、大好き。いい仕事だなと思う瞬間の1つ。
この国籍だったら、英語で話した方がストレスなく通じるんだろうけど、私たち日本人がいたからなのか、日本語の勉強のためなのか、頑張って日本語で話していた。分からない言葉が出てくるとすぐにスマホで調べたり、最近勉強した文型を嬉しそうに使ったり、日本語学習意欲の高さを感じずにはいられなかった。
そして何より、教師と学生の距離感。今の学校は学生の人数が多いこともあり、本当に距離が近い。「先生聞いて!」という感じで色々話してくれる人が多かった。日々の授業でこの雰囲気を作り上げてる先生方すごいなと思うし、素敵な学校だなと。
自分の英語学習の経験からもだし、教え子見てても思うけど、言語習得の近道はいかに使うか、だと思う。こんな風に頑張っている彼らが、これからもまだ1年、このまま継続して頑張ってもっともっと上手になること、留学生活を思いっきり楽しんでくれることを願う。
そして、久々に学生達と話してちょっと授業が恋しくなったりもしつつ、こんな彼ら、先生方のサポートができる今の仕事、私も頑張ろうと思う。